モラルハラスメント被害 女性の離婚専門 中央区京橋の女性行政書士東京よつ葉法務オフィス 03−3564−8177


   

モラルハラスメントの被害に気付いたら

自分の受けている被害に「モラルハラスメント」という名前がある事に気付いた
あなたは、今どうしたらよいか悩んでいる事でしょう。

どうしたら夫が変わってくれるのか。何かの治療を受ければモラルハラスメントは
治るのだろうか。
色々な考えが浮かんでは消えている状況だと思います。

ですが、一番にやって欲しいのは「自分を責める事をやめる」事です。
モラルハラスメントの加害者は変わりません。モラハラ夫があなたを精神的に虐待する
のはあなたが悪いからではないのです。
(宜しければ私のブログも読んでみて下さい。同じ様に夫婦間のモラルハラスメント
被害に苦しむ妻の立場の方がたくさんコメントを寄せて下さっています。)

モラルハラスメントの加害者にとって、被害者は誰でも良いのです。自分よりも弱い
立場に陥れる事ができ、自分に気を使って怖がってくれる人間であれば誰でも
良いのです。必要な事は(残念な事でもありますが)夫が変わってくれるだろう、
という考えを捨てる事です。

離婚を切り出した場合、モラルハラスメント夫は恐らく泣きながらあなたに謝罪し、
これからは心を入れ変える、家族が大切だ、離婚したくない、などと訴えるでしょう。
また、反対に怒り狂って暴力に出る可能性もあります。
モラハラ夫にとって、奴隷であるはずの妻が自分の意思を持ち離れていくことは
絶対に許せ無い事なのです。
ですが、いずれにしても、モラルハラスメント夫は変わりません。
どんなに泣きながら謝罪をしようが、しばらく経てばまた元に戻ります。

脱出するために

  脱出のために必要な事は、まず先述した通り「自分を責めることをやめる」事です。
  では、その次から行うべき事を以下に記します。
  
  1)自分を責めることをやめる
   先述した通り、モラルハラスメントの加害者にとって被害者は自分に都合よく
   存在してくれる人であれば誰でも良いのです。被害にあうのはあなたが悪いから
   ではありません。
  2)なるべく早く、そして多く味方を作る
   モラルハラスメント加害者は外面上はとても優しく優秀な人物として振舞っている
   ケースが多いです。が、その仮面も長く付き合っていれば剥がれてくるものです。
   両親はもちろん近所で家族ぐるみで親しくしている方や、友人、もし知っている人に
   話すことが怖いなら、最初は専門家や相談機関でも良いです。
   とにかく一人で抱え込まず、一緒に考えてくれる人を見つけましょう。
   ただし二次被害に合わない様、相談する相手はしっかり選んで下さいね。
  3)証拠を集める
   味方を作ることができたなら、今後の別居から離婚、調停なども視野に入れて
   証拠を集めましょう。
   大変辛い作業になりますが、過去の分も含めてこれまでされたこと、言われたこと
   を日記形式で良いので時系列に整理しておきましょう。
   また、暴言や侮辱がある場合は録音しておく事もおすすめします。証拠とするかは
   さておいて、録音を聞かせる事が周囲や各所に相談する際最も理解を得やすい
   方法だからです。
  4)毅然とした態度でほのめかしや揺さぶりに動じない
   最初からは難しいでしょうが、加害者のほのめかしや揺さぶりにいちいち反応しない
   様に心がけましょう。あいまいな表現であなたを責める場合は、具体的に何に対して
   問題だと思っているのかを指摘する様に伝え、それが出来ないなら話を切り上げる
   などし、加害者のペースに巻込まれない様にします。
  5)専門家に相談する
   モラルハラスメントの加害者に対し、それまで一方的に被害を受けていた被害者が
   突然一人で立ち向かう事は大変困難だし、精神的な消耗も大きいと思います。
   できれば早い段階、モラルハラスメントの被害に気付いた段階で相談されるのが
   良いでしょう。
   例えばモラルハラスメントの加害者は嘘をつく、一度話したことを後に言っていない
   ことにしたり、反対に言ってもいないことを自分は言った、として話を進めようとする
   事があります。当事務所では公証役場などと協力し、話合いがあったその場で
   お互いの合意内容を確認し公正証書の原案を作成する、などの方法で後の
   蒸し返しを防いでいます。
   6)お子さんに対し、罪悪感を持たない
   モラハラ夫と離れる、イコール離婚を決意した女性にとって最も気がかりなのは
   お子さんのことでしょう。
   離婚や別居をした場合、父親と離れたお子さんは「お父さんも一緒が良い」とか
   「元の家に戻りたい」などと言うこともあるでしょう。
   ですが、お子さんに対して罪悪感を持つことはありません。幸せに暮らせるはずの
   家庭を壊したのは他ならぬモラハラ夫です。
   子どもは変化することを嫌います。
   なので例えどんな父親であっても、一緒が良いと最初のうちは言うでしょう。
   ですが、やがて子どもも気づきます。母親が家の中で何の遠慮も無く大きな声で
   笑うようになり、話すようになり、時に子どもの好きなものばかり並べた食卓を
   楽しみ、時には手抜きした食卓で「今日は忙しくてね」と苦笑いする。
   そんな、どこにでもいる普通の母親に変化していくさまを肯定的に受け止めて
   くれるはずです。
   ある程度物事がわかる様になったら、ぜひちゃんと話してあげて欲しいと思います。
   周囲の人間や我々専門家も太刀打ちできない最強の味方、それがお子さんだと
   感じています。