モラルハラスメント被害 女性の離婚専門 中央区京橋の女性行政書士東京よつ葉法務オフィス 03−3564−8177


   

モラルハラスメント〜加害者の傾向

モラルハラスメントの加害者には一定の共通点があります。例えば

・外面が良い
→これによって最初は「優しい人」と思い結婚してしまうケースが多いです
また周囲の人間も加害者が見せる「ソトの顔」しか知らない場合は
「良い旦那さんね」「優しい旦那さんでうらやましいわ」
等と言われる為、ますます被害者が周囲に相談しにくい環境となる場合もあります。

・食事に対する執着
→まるでホテルの様な食事を毎食要求したり、食事の品数、タイミングなど細かい
「自分ルール」を持っているケースが多いです。

・平気で嘘をつく
→嘘をつく為、建設的な話合いを持つ事が難しいです。ついさっき自分が言った事で
すら「言っていない」と言ったり、さらに自分のついた嘘がまるで真実であるかの様に
行動する事もあります。

・自分を特別な人間と思い込み、周囲にもそう認識して接する事を要求する
→例えば仕事でまだ何ら実績を残していないのに、自分は有能で仕事も出来ると
思い込み、周囲に対して有能な人間として扱う事を要求します。

・本当に有能な人間には嫉妬する
→モラハラ夫との離婚において、妻が弁護士をつけた途端に妻に対し謝罪したり
懐柔しようと試みるケースは多いです。が、反面妻側の弁護士に対し聞いてもいない
妄想から罵詈雑言を浴びせる様な事もあります。
また、「有能」と言うのは弁護士など社会的地位に限るものではなく、例えば妻が
社交的で友人が多かったりすると、それすら嫉妬の対象になります。

・勝ち負けにこだわる
→相手が自分より上か下か、勝てるか勝てないかを瞬時に判断して接し方を変え
ます。また、仮に話合いを持とうとしてもすぐに勝ち負けにこだわる為、全く生産的な
結論に到ることが難しい点も特徴です。

・悪い事は他人のせいにする
→良かった事は自分のおかげだが、悪かったことは全て他人のせいにする。この
場合最もとばっちりを食うのは妻、次は子どもです。

・自己正当化が激しい
→これは悪い事は人のせいにする事と繋がりますが、とにかく自分が悪くても
認めません。言い訳が出来ない様な状況であっても「こんな状況を招いた周囲が
悪い」となります。

・責任を負わされる事を嫌がる
→自分が選んで結婚した妻に対しても、さらには子どもに対しても責任を取る事を
嫌がります。子どもに対しては全て妻の責任とし、離婚前に別居などをしても自分に
とってメリットにならなければ生活費や養育費を出し渋ります。
仕事上でも何かトラブルがあると全て上司や同僚のせいにする為、一つの仕事が
長続きしないケースもあります。

・共感できない
→他人の痛みや悲しみに対し共感性に欠けます。
自分が少しでも熱を出すと大騒ぎして病人になるのに対し、妻が病気になると
とたんに不機嫌になります。また、お葬式などの席を好むという特徴もあります。

・要求は直接言わない
→自分がして欲しい事などは決して口に出さず、妻が察して動く事を要求します。

・周囲を利用して追い詰める
→要求を直接言わない事とも繋がりますが、妻に対し「周りの人もお前の事変だって
言ってたぞ」等のように、周囲の評判や交友関係を利用して追い詰める方法を
取る事があります。

・生まれた家族内にモラハラ加害者がいる
→生まれた家族、生む家族についてはこちらの記事をご覧下さい。
モラルハラスメント加害者もその生育家庭でモラルハラスメントの被害に遭っている
ケースがあります。

・誰かを犠牲にしないと自尊心が保てない
・他者を自分にとってメリットがあるかどうかで区別する
・計算高い
・家の中と外にいる時でまるで別人


他にもまだありますが、随時付け加えていきます。

モラハラ夫の種類


モラハラ夫には上記の様な有る程度共通して持つ特徴があります。
では、次にモラハラ夫にはどの様な種類があるか見てみましょう。

暴君型
裏表が無い、と言えば聞こえが良いですが、家の中でも外でも傍若無人に振舞う
タイプです。外でも平気で妻を怒鳴りつけたりするので有る意味では被害を周囲に
理解してもらいやすいかも知れません。妻は常に夫の顔色を伺いながら生活する事
になります。モラルハラスメント加害者の中では無職になる事が一番多いタイプだと
思います。

外面最重視型
夫婦間のモラルハラスメント加害者に典型的なタイプです。
外では「良い夫、良い父」を演じ、家に帰ると一気に仮面を脱ぎ捨てるタイプです。
このタイプはいざ離婚となっても周囲の理解を得られず、また調停などを利用しても
調停委員に逆に「妻の我慢が足りない」「良い旦那さんじゃあないですか」等の発言で
傷付けられるケースが多いです。
話合いには第三者を入れ、後に協議の結果を確認出来るようにしておく事が重要
です。

自己愛型
モラルハラスメントの加害者は基本的に自己愛が強いと言われています。
が、特に自己愛が強いのがこのタイプです。
このタイプは自分のメリットの為なら妻のみならず、子どもも平気で傷つける事が
あります。
自分の理想とする家族像があり、その実現の為に妻や子どもを利用する傾向が
あります。周囲に対する嫉妬が強い事も多いです。

摂り込み型
モラルハラスメントにより妻を苦しめながら、反面、自分にも自信を持てないタイプです。
このタイプは妻や家族に嫉妬する事も多く、妻が社交的で友人が多いと妻の交友を
制限したり、妻が仕事で成功する事が面白くなかったりします。
が、その外では「仕事が出来る妻」「人脈の広い妻」を自慢し、いつしか妻の長所を
まるで自分の成果であるかの様に語り始めたりします。

エリート型
文字通りちゃんと外で働き収入も十分で、ルックスも良かったりするタイプです。
プラスして家柄も良いケースもあります。
仕事も収入も申し分無い上に家事もこなせてしまう事もあり、妻の家事の不手際
(と言っても普通なら取るに足らない様な事)を指摘しては「ちゃんとしてもらわないと
困る」「こんな簡単な事も出来ないのか」と言った発言を繰り返します。
妻は完璧な夫に嫌われない様努力に努力を重ねます。が、その努力が夫に届く
事はありません。妻は夫が家で何かを見つめる度に「その先になにか夫を不愉快に
するものがあるのでは!?」と動悸がする様になります。


モラルハラスメントには、大体上記の様な分類が出来ると思います。(もちろんこの
限りではありませんが)この中の一つだけが当てはまる方ケースもあれば、いくつか
の型を持つタイプもあると思います。

※この分類は当事務所に寄せられたモラルハラスメントを分析した結果で、絶対的な
ものではありません。今後も随時見直し、追加を行っていきます。
なお、無断転載、無断転用は固くお断りいたします。